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2023-12-10

病院の譲渡先候補の探し方は?方法と手順・見付けるためにすべきこと

病院の譲渡先候補を見つけるには、条件に合った譲渡先を広い選択肢から探すことが大切です。そのためには人脈や医師会でのツテだけでなく、病院M&Aを専門とする仲介会社などを頼って、譲渡先候補を増やしましょう。

本記事では、病院の譲渡先候補の探し方を解説します。譲渡先を探す手順やより良い病院譲渡を実現するためのポイントについても触れているため、病院の譲渡を検討している方はぜひ参考にしてください。

病院の譲渡先候補の具体的な探し方

病院の譲渡先候補を探すには人脈や仲介会社などを頼り、より多くの選択肢から条件に合う譲渡先を見つけることが大切です。まずは病院の譲渡先候補の探し方について、5つの方法を紹介します。

人脈で探す

知人の病院や医療法人、大学時代の同窓生やかつての同僚医師など、医療業界における人脈をもとに探す方法が挙げられます。特に知人や親族に医師がいれば、お互いをよく知っており、病院譲渡における情報共有をスムーズに進められるでしょう。

ただし自分の人脈だけに頼ると譲渡先候補の選択肢は限定的なため、人脈次第では条件が合う譲渡先を見つけられなかったり、条件についてお互いに譲歩が必要な場合もあります。

顧問弁護士に相談してみる

病院運営において頼っている顧問弁護士に、病院譲渡について相談するのもおすすめです。特に病院経営は一般的な会社経営とは大きく異なるため、病院経営に特化し複数の病院の依頼を引き受けている弁護士や税理士も多いです。

そのため弁護士や税理士に相談すれば、買収を検討している病院や医療法人を紹介してもらえる可能性があります。

医師会で相談してみる

医師会を通じて知り合った院長や病院理事長に相談するのも、譲渡先候補を見つける方法の1つです。近年では後継者不足や厳しい資金繰りを理由に譲渡を検討する病院も多く、医師会のなかには病院譲渡について専用窓口を設けて譲渡相手とのマッチングを行っている場合もあります。

ただし医師会は地方自治体ごとに管轄が異なり、医師会で見つけられる譲渡先はあくまでも同じ自治体内の医療法人に絞られます。より広い地域で譲渡先候補を探したい場合は、別の方法と並行して候補を探す必要があるでしょう。

メインバンクで相談してみる

病院経営において融資や資産管理を行っているメインバンク(銀行)のなかには、M&A支援を行っているところもあります。病院M&Aに特化した部門で、譲渡先を紹介してもらえるため、病院の譲渡先を探しているのであればメインバンクに相談するのも選択肢の1つです。

ただしメインバンクのなかには紹介できる譲渡先候補が限られていたり、相談窓口を用意しているだけで実際はM&A仲介会社に任せている場合もあります。

医療コンサル・医療M&Aに相談を問い合わせる

病院の譲渡先候補の選択肢を広げるのであれば、病院専門のM&Aコンサル会社や仲介会社に問い合わせる方法がおすすめです。医療M&A仲介会社では、病院譲渡における条件や目的をヒアリングしたうえで、おすすめの譲渡先を広い選択肢から提案してもらえます。

病院譲渡における交渉の仲介役や手続きのサポート、譲渡後の病院経営まで支援を受けられるところもあるため、病院譲渡について広く相談できることが特徴です。ただし仲介会社を利用すれば、相応の成功報酬や手数料がかかるため、費用面をあらかじめ確認したうえで利用してください。

病院譲渡先の探し方の手順

病院の譲渡先候補を探すには、手順に沿って譲渡先の選択肢を探していく必要があります。まずは譲渡先候補の探し方についてご覧ください。

・病院譲渡における条件や目的を明確化する
・病院M&A仲介会社などに病院譲渡を相談する
・譲渡先候補とマッチングして条件をすり合わせる
・デューデリジェンスにより譲渡する病院の調査を進める
・条件に合意したら病院の譲渡契約を締結させる

以下からは病院の譲渡先候補を探すうえでのポイントを2つ解説します。

ノンネームシートでのマッチング

病院の譲渡やM&Aはデリケートな問題であり、予期せぬ伝わり方をすれば病院の経営状態が不安視され、スタッフや患者が離れていく原因にもなりかねません。譲渡後の病院経営における収益性にも影響する恐れがあるため、まずは病院名を伏せて譲渡条件を伝えるノンネームシートを作成する必要があります。

ノンネームシートには病院の経営状態や診療科目、立地などを記載し、譲渡先候補に興味を持ってもらえるよう病院の情報をまとめます。作成したノンネームシートに興味を持った譲渡先候補が見つかったら、病院名を開示してさらに細かく病院譲渡について交渉を進めていくことになるため、情報の伝達漏れや認識の相違が出ないよう、丁寧に作成してマッチングを目指しましょう。

心強い相談先が大切

病院譲渡を進める際は、病院譲渡に詳しい相談先を見つけることから始めましょう。病院譲渡を院長や経営陣だけで進めようとすると、譲渡先候補の選択肢が限定されるだけでなく、交渉トラブルや手続きの滞りなど、交渉や行政手続きに時間が掛かる恐れがあります。

しかし病院譲渡を知り尽くした仲介会社を利用すれば、譲渡先候補の選択肢が広がるだけでなく、病院譲渡をスムーズに進めるための交渉や手続きのサポートも受けられます。病院譲渡においてわからないことはすぐに相談できるため、トラブルを回避しながら譲渡先候補を探し病院の譲渡交渉を進められるでしょう。

譲渡先の候補に挙がる相手はどんな人?

病院の譲渡先候補として挙がる相手の特徴として、以下が挙げられます。

・開業を検討している医師
・事業拡大を計画している医療法人
・黒字経営に成功している医療法人

基本的に、譲渡先候補として挙がるのは病院の買収を考えている人です。開業を考えている勤務医や事業拡大を検討している医療法人など、買収を検討し仲介会社を頼ったり、医師会や知人の医師に相談している人は、譲渡先候補としてマッチングする可能性は高いといえます。

良い譲渡先を見付けるために譲渡側がすべきこと

病院の譲渡先候補を探すなら譲渡する病院の運営方針や従業員、患者を大切にし、より良い病院経営を進めてくれる相手に継承することが大切です。良い譲渡先候補を探すためにはどうするべきなのか、5つのポイントで解説します。

相談できる依頼先を探す

病院譲渡は経営陣や医師が独自で進めるのではなく、病院M&Aに関する豊富なノウハウを持つ仲介会社などに相談しサポートを依頼する方法がおすすめです。病院M&A専門の仲介会社には、病院の譲渡や買収を検討している医療法人からの相談が多く集まっており、条件の合う譲渡先候補を広く探せます。

譲渡先候補の紹介だけでなく、病院譲渡に関する相談や交渉の仲介役、行政手続きのサポートまでまとめて受けられるため、病院譲渡をさらにスムーズに進められるでしょう。

M&Aは時間が掛かるので早めに動く

病院は譲渡が成立すれば数千万円〜数億単位のお金が動く場合もあるため、数年単位で慎重に検討していかなければいけません。「譲渡したい」と思ったときにぴったりな条件の譲渡先が見つかるとは限らないため、時間がかかることを前提に、交渉や手続きの準備を進めておきましょう。

譲渡が決まったらスムーズに手続きに移れるよう準備しておくことは、譲渡相手の信頼を得るうえでも大切です。

システムのマニュアル化をしておく

病院の運営体制や使用している設備、業務内容についてマニュアル化しておくことも、譲渡相手の信頼を得るうえで大切です。譲渡後に業務引き継ぎが混乱し病院運営に支障が出れば、従業員や患者が離れていく原因にもなるため、必ずマニュアル化しておきましょう。

業務の洗い出しからデータ化まで

病院の運営体制や収益性を見える化させるため、業務内容や収益についてデータとしてまとめておきましょう。病院の業務体制や収益性がデータとしてまとまっていれば、譲渡先候補が買収について検討しやすくなります。

また業務の洗い出しとともに課題改善にいち早く動いていれば、より多くの譲渡先候補に興味を持ってもらいやすくなるため、譲渡の選択肢がさらに広がるでしょう。

譲渡価格の適正値を学ぶ

病院は譲渡条件や収益性に対して希望譲渡価格が高額だと、譲渡先候補に興味を持ってもらえません。そのため病院の譲渡価格を適正に検討し、譲渡先候補にも妥当な譲渡額だと判断してもらえる金額をノンネームシートに記載することが大切です。

病院の収益性や将来性、規模や建物の金銭的価値をふまえて、適正な譲渡価格を検討しましょう。病院の譲渡価格に悩んだ際は、病院M&Aに関する豊富なノウハウを持つ仲介会社に相談して検討する方法もおすすめです。

相談はMMCで受け付けています

病院の譲渡価格や譲渡後の運営体制は譲渡先の運営ノウハウにかかっているため、譲渡先候補は慎重に検討する必要があります。譲渡先候補の探し方には人脈や医師会を頼る方法もありますが、より広く譲渡先候補を探すなら、病院M&Aを専門に取り扱う仲介会社を利用する方法がおすすめです。

MMCでは、経営の立て直しから病院のM&A相談まで広く承っています。より良い病院の譲渡先候補を探したいと考えている方は、ぜひMMCにご相談ください。

 

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