医療事務の社会的地位向上を目指す
コンサルティング事業部 ディレクター
入社前の経歴を教えて下さい。
約10年間、病院事務職として診療所、急性期病院、慢性期病院の現場で業務してきました。最初の勤務先は医事職員として入職しました。その頃より病院経営には厳しい医療制度改革が進み始めている一方で、経営層を含む医療現場の職員は経営に対する危機感は非常に弱かった事を覚えています。
当初の病院組織には、現在のようなチーム医療というものは殆どなく、縦割りの組織でした。事務部門はその中でも最下層であり、組織内において経営改善、業務改善の提案などは通りにくい環境にありました。勤務し始めて3年目、自分の将来設計を含め、これからの医療制度改革、病院現場の経営意識改善、事務部門の地位向上などを考え、医療経営コンサルタントになることを決めました。１つの法人だけでなく、救急病院、慢性期病院、クリニック等違う形態の医療機関の現場経験を積んでいく中で、医事課長、事務部長を歴任しました。
その後、医療経営コンサルタントとして病院経営に携わり約15年になります。
現在はどのような業務をしていますか。
私は医療制度、施設基準、診療報酬等の収入に関わる分野を得意としています。この経験と知識を活かしながら、M＆Ａによる事業継承前のデューデリジェンス（継承先の資産価値やリスク調査）から入り、事業継承の可否、事業展開の検討、事業計画の策定を行なっています。事業継承後はハンズオン支援部のディレクター、事務長と連携を取りながら、社員それぞれの得意分野を活かし、足りない所は補いながらチームで病院経営の安定化に向けた施策を事務部門が先頭に立ち実行しています。
時には各法人に出向き、現場の医療従事者に対して研修会、勉強会の実施や、面談も行ないます。
入社を考えている方へメッセージをお願いします。
私は業務を通して収益改善していく過程にやりがいを感じています。前述の病院勤務をして3年目に思っていた事が実現しつつある事にも喜びを感じています。
当社の強みは、社員が同じ目標を持ちながら、社員それぞれが専門性を持ち、助け合いながら、個人のスキルアップも図れる所にあると思っています。当社に少しでも興味を持っていただけたなら、一度お話ししましょう。